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かいチャレ参加者にインタビュー「離島で親子が体験した介護の魅力と学び ~かいチャレで広がる新しい視点~」

親子でかいチャレに参加した小林さん親子 息子さん(三宅島で体験)  お父さん(八丈島で体験)

東京の離島、八丈島と三宅島で父と息子がそれぞれ介護体験に挑戦しました。海と山に囲まれた穏やかな島で、二人が出会ったのは、想像以上に温かく、奥深い介護の現場。親子ならではの視点で見つけた気づきや学びを、リアルな声とともにお届けします。

【インタビュー】 親子でかいチャレに参加した小林さん親子

かいチャレスタッフ : まずは簡単に自己紹介と、今回かいチャレに参加したきっかけを教えてください。

小林さん・父 : 高校で社会科の教員をしています。息子がかいチャレに挑戦していて、楽しそうにやっている姿を見て、自分もやってみたいと思ったのがきっかけです。

息子さん : 大学の文学部1年生です。大学では福祉とは関係ない分野を学んでいます。母にかいチャレを教えてもらい、これまでに2回参加しました。想像以上にやりがいがあると感じて、今回は三宅島で挑戦しました。

かいチャレスタッフ : 都内ではなく島の事業所を選んだ理由と、体験前の気持ち(不安や期待など)を教えてください。

小林さん・父 : 友人の奥さまが八丈島出身で、10年前に家族で招待してもらったことがあり、島には親しみがありました。体験前は不安はまったくなく、むしろ楽しみでした。普段からボランティア活動をライフワークにしているので、挑戦できることが嬉しかったです。

息子さん : 中学校の頃から『島留学』に憧れていて、高校も島を目指して見学に行ったことがあります。海に囲まれた生活への憧れがずっとあり、夏休みに行けるタイミングで迷わず選びました。島に行くのはもうワクワクでした。体験内容はこれまでと大きく変わらないだろうというイメージがあったので、落ち着いて臨めました。

八丈島空港

かいチャレスタッフ : 実際に体験した業務や活動を教えてください。

小林さん・父 : 八丈島のデイサービスで、筋力トレーニングを主体にしたプログラムに同席しました。利用者さん一人ひとりの体力や体調に合わせて負荷を調整していて、科学的根拠に基づいたケアを徹底していることに驚きました。

息子さん : 三宅島では、1日目にデイサービスで半日体験しました。朝の体操や紙花づくりをしながら利用者さんと会話を楽しみ、昼食の食べた量を記録する業務も担当しました。2日目は特養での体験です。これまでデイサービスしか経験がなかったので、特養での入所型の「日常を支えるケア」を体感できたのが新鮮でした。

かいチャレスタッフ : 職場の雰囲気はいかがでしたか?

小林さん・父 : 職員の方々がとても細やかに対応してくださり、こちらにも丁寧に説明してくれたので、安心して関わることができました。

息子さん : みんな生き生きとしていて、スタッフさんが明るい雰囲気をつくっていました。広い施設は初めてで少し緊張しましたが、温かく迎えてくれたので、楽しく体験できました。

かいチャレスタッフ : 八丈島や三宅島での体験ならではの魅力や、印象に残ったことはありますか?

小林さん・父 : 島ならではの穏やかな空気と、時間がゆったり流れる感覚がありました。利用者さんや職員の方々との関わりの中で、家族のような絆を感じたのが印象的です。八丈島は今年、台風で大きな被害を受けたと報道で知りました。もし機会があれば、来年もおじいさんおばあさんの笑顔に会いに行きたいです。

息子さん : 三宅島の施設の窓から見える壮大な海と山の景色に感動しました。忘れられない風景です。この環境で暮らしたいと移住される方がいると聞きましたが、納得できます!

さらに、島での生活ならではの発見もありました。施設では運動靴が必要ですが、施設外ではサンダルが断然便利。両方持っていくと快適です。島の店では履物が品薄で値段も高めなので、事前準備がおすすめです。

宿泊については、空港から宿までの送迎をお願いするとほとんど対応してくれます。空港からバスもありますが、利用者はほとんどいませんでした。

そして何より、星空が本当にすごかった!東京都なのに、こんな満天の星空は初めて見ました。

かいチャレスタッフ : 観光もする時間はありましたか?

小林さん・父 : 体験は2日間、滞在は予備日も併せて4泊5日なので少し時間があり、八丈島では車で島内を巡りました。

息子さん : 三宅島は自転車を借りて、天気の良い日を選んで島を一周。海風が気持ちよかったです。

かいチャレスタッフ : 食事や島の暮らしはどうでしたか?

小林さん・父 : コンビニがなく、商店は19時~20時頃に閉まるので、夜食やお菓子は持参しておくと安心です。宿の食事はとてもおいしく、魚は驚くほど新鮮でした。オンシーズンの宿泊は相場が上がりやすく、2食付きにすると料金が高くなるので、計画時には注意が必要ですね。

息子さん : 島のりラーメンがとってもおいしかったです!スマホひとつで使える電子マネー『しまぽ』も便利でした。島の人や施設の方は本当に親切で、真夏の暑さを気遣って宿から施設まで朝車で迎えに来てくれたり、150円で入れる島唯一の温泉に連れて行ってくれたり、本当にありがたかったです。



かいチャレスタッフ : 体験を通じて新しく知ったことや学んだことはありますか?

小林さん・父 : 日本で暮らす限り、誰もがいつかは介護に関わると思います。今は親も健康ですが、いつ必要になるかわかりません。仕事として関わるかどうかは別として、早いうちに現場の実際を知っておくことは大切だと実感しました。

息子さん : デイサービスと特養の違いを体感できました。デイは活動のバリエーションや交流が多く、特養は特別な作業があるというより、日常の支援が大切だとわかりました。また、そこに住んでいる人たちと交流するのはとても新鮮でした。

かいチャレスタッフ : 現場を見て、福祉の仕事へのイメージは変わりましたか?

小林さん・父 : 今回の体験で、介護は決して悲観的に向き合うものではなく、日常や趣味を大切にしながら支える仕事だと知れたのは、とても良い学びでした。

息子さん : 実は最初、福祉にはあまり興味がありませんでした。ただ、母から「相手のペースに合わせることが苦にならないあなたの性格は福祉の仕事に向いていると思う」と背中を押されて参加してみたら、予想以上に楽しくて驚きました。体験後は、近所で知的障害のある子どもたちのお世話をするアルバイトを始めました。


三宅島の体験でもスタッフ不足があり、福祉業界全体の課題だと感じました。一方で、現場のスタッフはみんな優しく、心の広い方ばかりでした。福祉の仕事に対して、より良いイメージを持つことができ、今では就職の選択肢に福祉が加わりました。

かいチャレスタッフ : 親子でかいチャレに参加してよかったことはありますか?

小林さん・父 : お互いに感想を話し合ったり、福祉について会話する機会が増えたことです。普段の生活ではなかなかしない話題なので、とても新鮮でした。

息子さん : 移動介助の資格がないとできないけど、父さんの体でやってごらんと言ってくれて、家でも移動介助の体の使い方を父の体で実演しながら練習したりしました。こうしたやり取りを通じて、福祉への関心がぐっと高まりました。

かいチャレスタッフ : 最後に、これからかいチャレに参加する方へメッセージをお願いします。

小林さん・父 : 外から想像するだけでなく、現場で感じる体験をしてみてください。介護のイメージは、実際に会って、動いて、話してみると大きく変わります。

息子さん : スタッフさんも利用者さんも、本当に温かく迎えてくれます。心配しなくて大丈夫です!まずは一歩を踏み出してみてください。



法人情報

  • 未経験者OK
  • 資格制度あり
  • 年齢不問
  • 時間相談可
    
事業所名 リハビリ型デイサービス あそんでおじゃれ
サービス種別 地域密着型通所介護
所在地 東京都八丈島八丈町樫立181-1
電話 04996-9-5981
URL リハビリ型デイサービス あそんでおじゃれ | 東京都 | 介護事業所・生活関連情報検索「介護サービス情報公表システム」
八丈島で初めてトレーニングマシンを導入した、リハビリ特化型の半日型デイサービスです。利用者一人ひとりの体力や体調に合わせた筋力トレーニングを中心に、科学的根拠に基づいたプログラムを提供しています。

目的は、身体機能の維持・向上を通じて、島での暮らしをより充実したものにすること。明るく開放的な空間で、スタッフが丁寧にサポートしながら、楽しく続けられるリハビリを実現しています。
事業所名 特別養護老人ホームあじさいの里
サービス種別 指定介護老人福祉施設
所在地 東京都三宅島三宅村阿古807番1号
電話 04994-5-0248
URL 東京の離島三宅島|特別養護老人ホームあじさいの会【スタッフ募集中】|三宅島あじさいの会
三宅島にある「あじさいの里」は、利用者一人ひとりが安心して暮らせるよう、きめ細やかなケアを提供する特別養護老人ホームです。「何事も初心に帰り、技術の向上に努める」という理念のもと、スタッフは利用者の求めに迅速に対応し、明るく温かい雰囲気づくりを心がけています。

施設では、季節の行事や地域の文化を大切にした取り組みも特徴です。納涼祭では獅子舞や盆踊り、ゲームなどを楽しめるほか、船祝いや神輿巡礼など、島ならではの伝統行事の見学ドライブも行っています。自然豊かな環境と、人の温かさに包まれたこの場所で、利用者が穏やかで充実した毎日を過ごせるよう、スタッフ一同がサポートしています。
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