




本職場体験では介護の業界を幅広い世代の方に知ってもらうこと・関心を持ってもらうことを目的としたものです。
介護のことに興味はあるけどよくわからない方や身近に介護が必要な人がいてもっと介護の世界を知りたいなど、
この機会に職場体験を通じて介護のことをもっと知ってみませんか。
職場体験は3つのプログラムを用意しておりますので、ご自身の参加しやすいプログラムを選ぶことが可能です。
ぜひお気軽にお申込みください。
介護職員の仕事や施設内の見学など、初心者向けのコース
利用者さんとの会話を中心とした、介護の仕事をより身近に感じられるコース
介護職員の方と一緒にケアサポートを行うなど、実務に近い体験ができるコース
介護業界で働いたことがない幅広い年代の方々に、職場体験として職業体験を通じて、
介護の仕事の魅力を体感してもらうことを目的とした事業です。
「介護の仕事ってどんなことするんだろう?」「興味はあるけど、できるかな・・・」
「職場体験して自分に合う仕事か確かめたい」
など、どんな想いの方も歓迎しています。
1日から申し込みOK、最短4時間からの職場体験が可能です。
この機会に職場体験を通じて介護の仕事を身近に感じてみませんか。
Contents(目次) 【インタビュー】社会福祉法人 明東会 「クローバーのさと イムスホーム カウピリ板橋」 河原さん 【インタビュー】社会福祉法人 明東会 「クローバーのさと イムスホーム カウピリ板橋」 猪股さん 事業者情報 【インタビュー】社会福祉法人 明東会 「クローバーのさと イムスホーム カウピリ板橋」 河原さん かいチャレスタッフ : 本日は、よろしくお願いいたします。 河原さん(以下敬省略) : よろしくお願いいたします。 かいチャレスタッフ : 河原さんがこの職場で働き始めたのはいつ頃ですか? 河原 : 2024年の4月からです。フルタイムではなく、10時から15時半までのパートタイムで働いています。 かいチャレスタッフ : かいチャレにはどのような経緯で参加されたのですか? 河原 : その頃、母の介護が必要になり「自分も役に立てるように勉強したい」と思っていました。でも、介護の仕事は未経験だったので、どう始めたらいいのか分からず、スマホでアルバイト情報を検索していました。そんなときにかいチャレの情報を見つけて、興味を持ちました。 かいチャレスタッフ : もともと介護の仕事には興味があったのですか? 河原 : いえ、正直なところ、テレビなどで介護は大変というイメージがあって、不安がありました。そういったイメージがあったので、「本当に私にできるのかな?」と躊躇していました。でも、かいチャレなら、実際の現場を体験できると知り、それならやってみようと思いました。 かいチャレスタッフ : 実際にかいチャレに応募してみてどうでしたか? 河原 : 東京都の事業という安心感もあり、すぐに面談の予約をしました。事務局の方にも親身に相談に乗っていただきました。そして、3カ所の施設で職場体験をしました。 かいチャレスタッフ : 3カ所それぞれに違いはありましたか? 河原 :はい、かなり違いました。2カ所目の施設では、施設長さんが「ぜひ来てほしい」と言ってくださり、とても嬉しかったです。そこで働こうかとも思ったのですが、3カ所目の施設が認知症対応型のデイサービスで、母のこともあり「もっと認知症ケアを学びたい」と思い、今の職場を選びました。 かいチャレスタッフ : 職場体験ではどんな業務をされましたか? 河原 :食事の介助や利用者さんとの会話、レクリエーションへの参加、フロアの見守りなどです。利用者さんが緊張しているときに、自然な会話でリラックスしてもらうことも大事な仕事だと実感しました。 かいチャレスタッフ : 現在の1日の流れを教えてください。 河原 : 10時に出勤し、午前中は入浴介助を担当します。その後、食事の介助や口腔ケアを行い、午後はお手洗いの介助、体操のサポート、お茶やおやつの準備をして、15時半には勤務終了です。 かいチャレスタッフ : 大変だと感じる業務はありますか? 河原 : 入浴介助ですね。時間がかかるし、体力も必要です。でも、利用者さんに「気持ちよかった」と笑顔で仰っていただけると、頑張ってよかったなと思います。 かいチャレスタッフ : これからかいチャレに参加される方に、メッセージをお願いします。 河原 : 未経験でも、まずは職場を体験できるのがかいチャレの良いところです。実際に現場を見て、雰囲気を肌で感じることで、自分に向いているかが分かると思います。少しでも介護の仕事に興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください! 【インタビュー】社会福祉法人 明東会 「クローバーのさと イムスホーム カウピリ板橋」 猪股さん かいチャレスタッフ : かいチャレに参加されたきっかけを教えていただけますか? 猪股さん(以下敬省略) : 介護部長として、いつも人手不足である現状に前向きにチャレンジしていきたいと思いました。 そんな中、「かいチャレ」のお話をいただき、説明会に参加したところ、東京都の事業であること、そして色々な人と出会えるきっかけとなることを知り、施設として参加を決めました。 かいチャレスタッフ : かいチャレのどのような点に魅力を感じましたか? 猪股 : かいチャレには、入門プログラム、コミュニケーションプログラム、体験プログラムという3段階のプログラムがあり、希望者がチャレンジしやすい工夫がされている点が魅力でした。介護の魅力を発信できるこの企画に、施設としてもチャレンジしようと思いました。 かいチャレスタッフ : 実際に職場体験を受け入れてみて、いかがでしたか? 猪股 : 参加される皆さん、様々な人生経験をお持ちで、何かのきっかけで介護に興味を持ち始めた方ばかりでした。「私にできるのか不安です」という声もよく聞きますが、皆さん一生懸命に取り組まれていて、フロアのスタッフも、それに応えようと工夫をしてくれるようになりました。 かいチャレスタッフ : かいチャレに参加された方を受け入れるにあたり、施設として工夫されていることはありますか? 猪股 : まず、初日にオリエンテーションを行い、介護職に興味を持ったきっかけや、体験したい内容を具体的にヒアリングし、お互いのイメージを共有します。また、高齢者とのコミュニケーションのポイントについても資料を作成し、お伝えしています。最終日には10分ほど振り返りも行い、体験を通して感じたこと、学んだことを共有し、今後に繋げています。 かいチャレスタッフ : 高齢者とのコミュニケーションのポイントとは、具体的にどのような内容ですか? 猪股 : 例えば、高齢者の方との接し方、認知症の方への対応など、具体的な事例を交えながら説明しています。そうすることで、「認知症がある人と話すのは難しそう…」と思っている方も、チャレンジしてみようという気持ちになるようです。 かいチャレスタッフ : かいチャレに参加する企業へのアドバイスはありますか? 猪股 :オリエンテーションで、高齢者の特徴を具体的に伝えること、体験プログラムの内容は参加者の希望に合わせて柔軟に対応することが大切だと思います。 かいチャレスタッフ :最後に、猪股さんが思う介護職の魅力を教えていただけますか? 猪股 :介護職のスタートには、様々な入口があります。人の人生を考える仕事だからこそ、色々な経験を持つ人たちがチームとなり、利用者さんと一緒にその人の人生を考えていく。知識や技術も大切ですが、何より「心」が大切です。 かいチャレスタッフ : クローバーのさとのケア理念についてもお聞かせいただけますか? 猪股 :私たちのケア理念は「利用者様が安心できる介護・看護を提供します~人を大切に、やさしく、ていねいに~」です。利用者様から「〇〇さんみたいな介護の人に出会えてよかった」と言ってもらえることが目標です。介護職は「明日を約束する仕事」であり、その約束が利用者さんの生きる力になります。 かいチャレスタッフ :利用者様の「生きる力」を支える、とても素晴らしいお仕事ですね。 猪股 :クローバーのさとは様々なサービス種別があるため、チャレンジしやすい環境です。現場を体験し、自分に合うかどうかを確かめてください! かいチャレスタッフ : 猪股さんの熱い想いが伝わってきました。本日は貴重なお話をありがとうございました。 社会福祉法人 明東会 「クローバーのさと イムスホーム カウピリ板橋」 未経験者OK 資格制度あり 女性活躍 年齢不問 時間相談可 事業所名 クローバーのさと イムスホーム カウピリ板橋 社会福祉法人 明東会 サービス種別 介護老人福祉施設 事業所所在地 東京都板橋区仲町1番4号 最寄り駅 東武東上線 中板橋駅南口から徒歩9分 電話(事業所) 03-3957-1098 URL https://ims.gr.jp/clover/
Contents(目次) 【インタビュー】合同会社認知症総合研究所「ヒーロー」今田さん 【インタビュー】合同会社認知症総合研究所「ヒーロー」吉田さん 事業者情報 【インタビュー】合同会社認知症総合研究所「ヒーロー」今田さん かいチャレスタッフ : 本日は、よろしくお願いいたします。 今田さん(以下敬省略) : よろしくお願いいたします。 かいチャレスタッフ : 現在、24歳で管理者をやられていると伺いました。介護を始める前は何をされていましたか? 今田 : 介護業界に転職する前はタクシーの運転手をしていました。 かいチャレスタッフ : 何年くらい勤務されていましたか? 今田 : ちょうど2年くらいですね。新卒入社から2年3ヶ月間働き、2024年7月に今の会社に転職しました。 かいチャレスタッフ : タクシーの運転手から介護業界に転職した理由は何ですか? 今田 : もともと営業系で転職先を探していて、業界は特に絞らずに転職活動をしていました。 かいチャレスタッフ : 管理者の業務では営業のようなこともされていますか? 今田 : ケアマネージャーさんが利用者さんを紹介してくれるので、うちのデイサービスではこんなことをしていますといった営業活動や利用者さんのデータ管理やスタッフとの1on1ミーティングを行っています。 かいチャレスタッフ : かいチャレのことは、どこで知りましたか? 今田 :エージェント経由で今の会社を紹介されて、面接時に社長から勧められてかいチャレを知りました。社長から『介護業界が未経験だと、ミスマッチですぐ辞めてしまうこともあるから、事前に体験してみてから決めてもいい』と言われて、事前に知っておいた方がいいと思い参加を決めました。 かいチャレスタッフ : かいチャレでは、どんな体験をしましたか? 今田 :実際の業務をやるというよりは、スタッフさんの横で普段どんな仕事をしているのか説明を受けたり、利用者さんとお話ししたりすることが多かったですね。管理者候補としての業務についても社長の吉田さんから説明を受けていました。 かいチャレスタッフ : 初めての介護業界の現場だと思いますが、かいチャレに参加した時に不安等はありましたか? 今田 : 私の周りに要介護者の方がいたことがなく、介護の仕事に対する知識がなかったので、接し方に少し不安がありました。 かいチャレスタッフ : 実際に初めて利用者さんと接したときのエピソードを教えてください。 今田 : 利用者さんはとにかく温かく出迎えてくれたので最初に抱いていた不安はなくなりました。ある利用者さんがとてもフランクに接してくれて、また来てねと言っていただけたことがとても印象に残っています。 かいチャレスタッフ : それは嬉しいですね。かいチャレでは何社参加されたのですか? 今田 : この会社のみです。 かいチャレスタッフ : 1社のみで不安はなかったですか? 今田 : 不安はなかったです。かいチャレに参加する前に社長のお話を聞いて、自分の価値観と社長が目指している方向が一致していると実感し、ここで働こうと事前にある程度決めて参加しました。 かいチャレスタッフ : これからかいチャレに参加する方へのアドバイスはありますか? 今田 : やっぱり多くの施設を見るのは大事ですね。私の場合は一つのみでしたが、一つの施設しか見ないと、ミスマッチが起こる可能性があります。それで『合わないから辞める』となってしまうのはもったいないので、できるだけ多くの施設を見て、自分に合った環境を探すのが大事だと思います。 かいチャレスタッフ : 他にはありますか? 今田 : それと、施設の良いところだけでなく、悪いところもしっかり見た上で入るかどうか決めるのも重要です。気になったことがあれば、すぐに質問するのも大事ですね。それに、かいチャレは参加することで手当も出るので、いろんな施設を見て回るのは損ではないと思います。 かいチャレスタッフ : 入社後のミスマッチをなくすうえで必要なことですね。ありがとうございました。 【インタビュー】合同会社認知症総合研究所「ヒーロー」吉田さん かいチャレスタッフ : 本日はお時間いただきありがとうございます。さっそくですが、まずかいチャレに参加したきっかけを教えていただけますか? 吉田さん(以下敬省略) : もともとかいチャレというプログラムの存在は知っていました。でも、1社目に起業した会社では自分が言い出したら自分がやらなきゃいけなくなるなと思って、なかなか踏み出せませんでした。 でも、今の会社を立ち上げたときに、知人の社長がかいチャレに参加して、結構人が来たよと教えてくれて。それならやってみようかなと。採用に繋がればラッキーだし、参加者にも会社側にも双方にメリットがある。これはやるしかないと思いましたね。 かいチャレスタッフ : 実際に受け入れてみて、いかがでしたか? 吉田 : すごく良かったです。未経験の方が現場を知る機会ってなかなかないじゃないですか。かいチャレを通じて、実際に介護の仕事を体験してもらえたのは、双方にとって良い機会でした。 あと、面接だけでは分からない部分ってあるんですよね。例えば、話しているとすごく意欲的だけど、現場に入ったら思っていたのと違った…ってなることもある。でも、かいチャレの体験を通じて、それを事前に確認できるのは大きなメリットでした。 かいチャレスタッフ : 企業側としては、未経験の方を受け入れる際の不安もあったと思いますが? 吉田 : 確かに最初はうまく受け入れられるかな?という不安はありました。でも、実際にやってみると、みんな前向きに取り組んでくれます。職員たちも教えることを意識するようになって、職場全体の雰囲気も良くなりました。 かいチャレスタッフ : これからかいチャレに参加を検討している企業に向けて、何かアドバイスはありますか? 吉田 : まず、気軽に参加してみるのがいいと思います。未経験者を受け入れることで、企業としての成長にも繋がりますし、何より業界全体を活性化できる。面接だけでは分からないこの人なら活躍できそうだなという部分が見えるので、採用ミスマッチも減らせるのが大きなメリットですね。 かいチャレスタッフ : では最後に、事業所の魅力について教えてください。 吉田 : うちの事業所では、理念である世界から介護される人をゼロにすることという理念のもとに、単に介護をする場所ではなく、元気になる場所として運営しています。利用者の方が少しでも長く健康でいられるように、運動や認知症予防のプログラムにも力を入れています。 また、僕自身の経験から介護職はもっと稼げるべきという思いが強くあります。だからこそ、職員がしっかりスキルを磨いて、適正な評価を受けられるような仕組みを整えています。 かいチャレスタッフ : 介護=稼げないというイメージを変えたいということですね? 吉田 :そうですね。介護業界の価値をもっと高めたい。だからこそ、僕はYouTubeを活用して介護のスキルを広めたり、外部への研修も行ったりしています。業界全体のレベルアップができれば、介護職の待遇改善にも繋がると思っています。 かいチャレスタッフ : 本日は貴重なお話、ありがとうございました! 合同会社認知症総合研究所「ヒーロー」 未経験者OK 資格制度あり 女性活躍 年齢不問 時間相談可 事業所名 ヒーロー 合同会社認知症総合研究所 サービス種別 地域密着型通所介護 事業所所在地 〒121-0813 東京都足立区竹の塚2-29-16 最寄り駅 東武 竹ノ塚駅より徒歩10分、旧日光街道そば 電話(事業所) 03-3850-7838 URL https://ninchisyosoken.com/company-profile/
Contents(目次) 1. 介護支援専門員(ケアマネージャー)とは? 2. 【インタビュー】NPO法人グレースケア となりのでこちゃん 北口夏代さん 受け入れ事業所となりのでこちゃん 管理者/介護福祉士 山田涼子さん 事業者情報 1. 介護支援専門員とは? 介護職の中でも、介護支援専門員(ケアマネージャー)という職種は、よくお聞きするのではないでしょうか? 介護支援専門員とは、要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じるとともに、サービス(訪問介護、デイサービスなど)を受けられるようにケアプラン(介護サービス等の提供についての計画)の作成や市町村・サービス事業者・施設等との連絡調整を行う者とされています。また、要介護者や要支援者の人が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けた者とされています。 厚生労働省ホームページより 具体的なケアマネージャーのお仕事の流れ ① 利用者のニーズの把握: 利用者や家族との面談を通じて、利用者の生活状況やニーズ、希望を把握します。 ② ケアプランの作成: 利用者のニーズに応じた介護サービスの計画を立案し、家族や関係者と協議して最終的なケアプランを作成します。ケアプランには、必要なサービスや介護の目標、期間、実施する担当者などが明記されます。 ③ サービス提供者との連携: ケアプランに基づいて、適切なサービス提供者(ホームヘルパーやデイサービス、訪問看護など)を選定し、彼らと連携してサービスを実施します。 ④ ケアプランの実施・評価・改善: ケアプランが実施されている間、ケアマネージャーは定期的に利用者の状況を確認し、サービスの質や適切性を評価します。必要に応じて、ケアプランを改善・見直し、サービス提供者と協力して利用者に最適なサポートを継続的に提供します。 ⑤ 情報提供・相談支援: 利用者や家族に対して、介護に関する情報提供や相談支援を行います。これには、利用可能なサービスや制度、介護の方法など、さまざまな情報が含まれます。 ⑥ 緊急対応 : 利用者の状況が急変した場合や緊急事態が発生した際には、ケアマネージャーが迅速に対応し、適切なサポートを提供します。 ⑦ ドキュメンテーション : ケアマネージャーは、利用者のケアプランやサービスの実施状況、評価結果などを記録し、必要に応じて関係者と共有します。これにより、利用者の状況の把握やサービスの改善が円滑に行われます。 ケアマネージャーの仕事は、利用者の生活をサポートするための多岐にわたる業務を行っています。そのため、コミュニケーション能力や問題解決能力、組織力などが求められる職種です。また、利用者のニーズや制度が変化することも多いため、常に最新の情報をキャッチアップし、柔軟な対応ができることも重要です。 2. 【インタビュー】NPO法人グレースケア となりのでこちゃん 北口夏代さん 今回は、NPO法人グレースケア となりのでこちゃんにお伺いし、かいチャレのインターンシップを通して入職した北口さんにインタビューを行いました。 介護職を目指したきっかけ かいチャレスタッフ : 本日は、よろしくお願いいたします。 北口さん(以下敬省略) : よろしくお願いいたします。 かいチャレスタッフ : 北口さんが、かいチャレに応募したきっかけを教えて下さい。 北口 : 姉がケアマネージャーをしていて、でもあまり介護の仕事について話したりしたことがなかったんですが、一昨年、父が介護が必要な状態になって、その時に介護の方々にとてもお世話になりました。それをきっかけに、介護の仕事は本当に素晴らしいと感じるようになりました。 かいチャレスタッフ : 介護職に対して良いイメージがもともとあったということでしょうか? 北口 : もともとのイメージはあまりポジティブではなかったのですが、実際にお世話になってみて、その仕事の大切さを感じました。介護の仕事は家族にとって本当にありがたいものです。介護の仕事をしている方々は、心から感謝できる存在でしたので、それが素晴らしい仕事だと思いました。 かいチャレスタッフ : その後、介護のお仕事を探していたということですね。 北口 : となりのでこちゃんとは違うんですけども、自宅から近いデイサービスが条件に合っていたので、応募したいと思っていました。しかし、未経験だと思うとなかなか勇気が出ず、TOKYOかいごチャレンジの事業を知って、何かサポートがあればチャレンジしやすいと思い、それを通じて参加しました。 かいチャレスタッフ : なるほど、確かに経験の無い業界に、いきなり応募するのは勇気が要りますよね。 子育てと仕事の両立 かいチャレスタッフ : 現在、お子さんがいらっしゃると思うのですが、仕事と子育ての両立という観点から現在どう感じてらっしゃいますでしょうか? 北口 : はい。子供が生まれる前は、違う仕事をしていたのですが、子供が生まれてからは全く仕事をしていませんでした。子供が小学校に入って少し時間ができるようになったこともあり、この仕事を始めるようになったのですが、現在は、働く日が週に1回で、しかも午前中しかいないので、その点では、とても融通してもらっていると感じています。子供の具合が悪いときなども全然大丈夫と言っていただけたので、とても安心して働ける場所だと思っています。 かいチャレスタッフ : 子育て中でも、自分に合った働き方ができる場所があるということですね。 北口 : 最初にインターンシップで訪れた事業所では、訪問介護の場合は、訪問予定を変更できないため急なお休みがあったりしてしまうと難しいという感じでした。特別養護老人ホームでは夜勤があるためできないといった感じで、子供がいることでできない仕事が介護業界にもたくさんあると教えていただんです。それに対して、となりのでこちゃんでは「訪問介護だって、できないことはない」という感じで、事業所の考え方や雇用形態によって働きやすさや自分に合う時間帯で働けることが違ってくると感じています。息子の学校が休みが多いことを話したところ、今日のように連れて来ても大丈夫だと言ってくださったので、子育て中の私にとっては本当にありがたいと感じています。 インターンシップ中の体験について かいチャレスタッフ : インターンシップ中にはどんなことをスタッフの方々と覚えていきましたか? 北口 :でこちゃんのデイサービスでは、「一緒にやりましょう」といった感じで、お料理を一緒にしたり、お散歩に行ったりなど、本当にスタッフと一緒にさまざまな経験ができたので、その点で仕事の内容が細かく伝わったと思います。インターンでここに来た時にとても楽しかったので、働いてみたいと思いました。職員の方々も、みんなが楽しそうに働いていました。制服が決まっているわけでもなく、普段着で働ける自由な雰囲気が良いと感じました。 今後の目標について かいチャレスタッフ : まだ介護職をはじめてからまだ間もないと思うのですが、今後の目標を聞かせていただいてもよいでしょうか? 北口 : 介護の仕事については今後続けていきたいと思っています。やはり子供とばかりいましたし、なかなか外に出て働くことがなかったので、まず外に出て、家族以外の人と触れ合う時間が増えたのはとても良かったです。そうすると視野が広がり、新しく勉強を始めたりしていて、介護福祉士の資格も取得したいのですが、4月から通信制の大学に入学し、社会福祉士の資格取得を目指す予定です。その傍ら、現場で働きながら経験を積み、5年後に資格を取得したいと考えています。 かいチャレスタッフ : 素晴らしい目標ですね、叶うように願っています。お話を聞かせていただきありがとうございました。 北口 : ありがとうございました。 受け入れ事業所となりのでこちゃん 管理者/介護福祉士 山田涼子さん インターンシップを受け入れてみて やはり、経験したことがないと不安が大きいと思うので、その不安を急になくすことは難しいと思います。少しずつ関わりながら経験を積み重ねて不安を取り除き、自信につなげていけば良いと思います。時間をかけて進めれば問題ないと思います。 介護職に対するプラスのイメージを持ってもらいたい 確かに、介護の仕事はほとんどの人に「大変な仕事ですね」と言われますが、私自身はそんなに大変だと感じたことはありません。特にヘルパーの仕事は一人で行かなければならないので大変だとよく聞かれますが、責任は少し感じるものの、それだけではなく一対一での面白みややりがいもあります。介護の仕事には様々な働き方があるので、それは経験しないと分からない部分が大きいと思います。 利用者さんと関わる中で教わることや一緒に楽しめること、面白くて笑い合えることなどが介護の仕事にもあるので、そういったプラス面を最初にいろいろ経験してほしいと思います。インターンシップは限られた時間だとは思いますが、楽しかったと感じたり、来てみて良かったという経験を持ち帰ってもらいたいと考えています。 4. 今回ご紹介した事業所情報(となりのでこちゃん ) 未経験者OK 資格制度あり 女性活躍 年齢不問 時間相談可 事業所名 となりのでこちゃん 看護小規模多機能型居宅介護事業所 サービス種別 地域密着型通所介護 事業所所在地 〒181-0002 東京都三鷹市牟礼6-11-2 最寄り駅 JR三鷹駅南口から京王バス ->「三鷹台団地」徒歩6分 募集職種 介護職(正社員・パート) 事業所PR ●当団体は「お困りごとからお愉しみまで」をモットーに、障がいのある子ども、ひとり親、難病の方、お年寄りと、年齢・障がい・国籍を問わず、多様なケアサービスを提供しています。●現在約30名の社員と140名を超える非常勤ヘルパーが在籍。働き方や働く時間もそれぞれのペースで可能。●個人のケアのみならず、孤立を防ぎ、人と人とのつながりや、まちづくりも大切にしており、ガレージセールや暮らしの保健室、まちイベントなども行っています。
職場体験とは、求職者が興味のある企業などで実際に働いたり、訪問したりする職業体験のことです。
実際の業務や働く環境の体験を通じて、業務内容や働くことの理解を深めることを目的としています。
職場体験は、求職者側・企業側のどちらにもメリットがあり、
年々自社の魅力を伝えるために職場体験を実施する企業は増えてきています。
かいチャレでは、以下のような介護施設・サービスでのお仕事をご紹介しています。
未経験からでも始められるお仕事ばかりなので、安心してチャレンジしてください。
通所施設
(デイサービス)
日中だけ利用する施設で、高齢者の方々に食事・入浴・レクリエーションなどのサービスを提供します。
未経験でも始めやすく、利用者さんとの会話を楽しみながら働けます。
入浴施設
(特別養護老人ホーム・有料老人ホームなど)
高齢者の方が暮らす施設で、生活のサポートや介助を行います。
先輩スタッフが丁寧に教えてくれるので、初めてでも安心して働けます。
訪問介護
ご利用者のご自宅を訪問して、生活のお手伝いをするお仕事です。
一人ひとりに寄り添う介護ができ、やりがいを感じられる仕事です。